
★展示会名
Step Book 「one-pieceあしでむ。」
★開催期間
2009年11月13日(金)14日(土)15日(日)
12:00~20:00 最終日 19:00まで
★作品形態:7cmm×7cmmの物語を1ピースずつ壁面に設置し、
歩いてよんでゆく「えほん」。
■本作品は、08年に同ギャラリーにて行われた
exhibition「one-pieceあしでよむ。」及び、
09年「女子美☆スタイル 女子美術大学学外選抜展」(Bank ART Studio NYK)
に出品された「one-pieceあしでよむ。」を、再考、再版する試みです。
今回はexhibitionという名称を取り払い、
あらためて「本」という概念として「Step book」と呼称します。
■自己実現あるいは表現されることは、
丁度幼児が「みられること」を報酬としているのと同様、
他者のポジティブな働きかけによってのみ支えられています。
それは例えば、ページをめくる、会場へ足を運ぶといった
視る、聴く、歩くといった能動性です。
ただし、幼児のごとき一方的な願望だけでは、関係性は成立しません。
主に面として「作品」と対峙するとき、大半は”作者不在”です。
作者は不在でありながらにして、いかに最大限に他者に対し
ポジティブな関わり方をし得るでしょうか。
それはひとつに、「如何にして他者の能動性を引き出し、それを信頼するか」
という方法があげられます。
「わたし」という小さな個人にとっては、自身もそれ以外に持ち得ないように
ヒトの持つ最も基本的な能動性
――それは例えば、足を一歩前に踏み出すということ――を引き出し、
それに支えてもらう事でしか、最も積極的に関わりあえる仕草がありませんし、
それこそが「わたし」が能動的に一足を稼働させることだと考えます。
それは、不在の作者が、いかに読者に次のページをめくらせるかということでしか
最大限にポジティブに関係できない事とおんなし程に、はかないものです。
■固定された定点観測ではなく、
「みる」行為と「面」という領域にに孕まれる「能動」の可能性。
「step book」はヒトが通った軌跡という空間――生成してくる場としての「えほん」です。
そして「場」は、一冊の本を読み終えたときと同様に、
あるいはヒトとヒトが直接対峙している物理的時間は実際はほんのわずかなもので、
いずれは不在の他者となるように、「余韻」となります。
■本作品はexhibithionという「まつり」ではなく、
生活空間である街、商店街を あるく。
そこにある小さな蜂蜜屋さんで
――ふと立ち寄った古書店で一冊の本と出合うように――、
いずれ余韻となる他者としてただこう願うしぐさです。
「どうぞ、たち読ってください。」
http://48699684.web.fc2.com/stepbook.htm
●福田末度加 http://48699684.web.fc2.com/
★開催場所
吉野純粋蜂蜜店のギャラリー
〒166-0002 杉並区高円寺北3-35-24
電話 03-3337-8813
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